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013d82cb 新月メータ DpCyEXZ1YdZ 2025-05-06 17:31
黄金基地には幅度氏が原器と定めたがメーター存在するそうです。
教会が販売するメーターをこれをリファレンスとしているとのことです。
おそらく7型無印までは、リファレンスに合わせて厳密(?)に調整されていたと思われます。

調べた限りでは教会には次の定義があるだけで、抵抗値とTAの関係を表す一般式が存在しません。
  ・PCの抵抗が 5kΩ ならば TA2.0
  ・同様に 12.5kΩ ならば TA3.0
  ・無限大ならば TA6.5
論理的には単純な式で表せるはずですが、旗組織でメーターの修理を担当していた昼遁さんの資料にも教会による一般式の定義はありませんでした。
想像ですが、原器固有の特性のため、論理的に計算式をあてはめても無視できない誤差があり、原器との乖離は許されないため一般化できなかったのだと思います。

半導体素子や個々の実装にはその特性にばらつきがあるため、計測を目的とするアナログ機器には必ず較正回路が存在します。
原器には開発時に主流だったゲルマニウムトランジスタが使われていました。
5型までは原器と同じ部品を使っているため、簡単な調整回路で検査を通貨する製品を製造できていたのだと思います。

半導体の主流はシリコンとなりゲルマニウムトランジスタはほとんど生産されなくなり、6型以降はシリコン半導体を使用しています。
シリコンベースの半導体とゲルマニウムトランジスタでは特性がかなり異なるため、回路は全く違う物となります。
7型に複雑な較正用回路が存在するのは、原器固有の特性に無理やり合わせるためだと思われます。

昼遁さんは5型を解析して、5型の特性とはわずかに異なる次の式を導いてくれました。
 TA = R/(R + 21250)*5.559 + 0.941
わずかに異なるのは5型の特性による誤差であり、論理的な意味はないと思われます。
おそらく、Freezoneで使用される教会外で開発されたメーターの大部分は、この式または類似の計算式を使っていると思います。

何が言いたいかというと、教会のメーターは複雑で精密な調整が必要に見えますが、論理的には単純な回路で神聖さのかけらもなく、
幅度氏が定めた原器と同じ特性にする努力をしなければ、簡単に実用的なメーターを自作できるということです。

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(Freezone/34/0.9MB)

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