[概要]

[簡単な使い方]

  1. ファイルのコピー

    「sgt-meter7」ディレクトリをパソコンの任意のディレクトリへコピーします。

  2. ハードウェアを接続

    Raspberry Pi PicoをパソコンのUSB端子へ繋げます。

    正常に起動するとマイコンのLEDが約1秒間隔で点滅します。

  3. sgt-meter7を起動

    コピーした「sgt-meter7」ディレクトリ内の「index.html」をブラウザへ表示します。

    メーターとログ領域全体が欠けずになるべく大きく表示されるように拡大/縮小してサイズを調整します。

    拡大/縮小した場合、メーターの表示がぼやけるので、ページを再表示します。

  4. シリアル通信を開始

    [Connect]ボタンをクリックします。

    シリアルポートへの接続を要求する画面が表示されるので、COMポートを選択し[接続]をクリックします。

  5. 簡単な操作説明

    メーターをクリックするとTAセットを実行します。

    メーター上でのホイール操作により感度を調整します。

    [AUTO]をチェックすると自動セットが有効となります。

    デフォルトでは針が振り切れた状態が約0.5秒継続すると自動セットが実行されます。

    [EXP]をチェックすると針の可動範囲が180°となり、それを超えると逆側へ回り込みます。

    デフォルトの最大周回数は±2回です。

    [CORR]をチェックするとTA値による感度補正が有効になります。

[セッション管理]

[説明]

上段


[Connect], [Session Start], [Session Stop]ボタン : 状態によって表示文字が変化
TIME : 総セッション時間
[Session Start]をクリックすると時間計測を開始し、[Session Stop]クリックにより中断します。
再度[Session start]をクリックすると計測を再開します。
時間を0にするにはブラウザをリロードしてください。
COUNT : アクションカウンタ
セッション中のみTAアクションを積算します。
カウンタの変更履歴が保持されます。
ボディアクション等による無効なカウントを履歴から戻すことができます。
セッション開始時に0にリセットされます。
[<]ボタン : 履歴からCOUNTを戻す
[,]キーからも操作可能です。
[>]ボタン : 履歴からCOUNTを進める
[.]キーからも操作可能です。
日付・時刻 : パソコンのシステム時刻表示
[Conf]ボタン : 設定を表示/非表示
設定領域の 表示 / 非表示 を切り替えます。設定内容は次の通りです。

メーター領域


POS : セット位置のTA値、メーターの基準TA値
PC : PCのTA値
DIFF : PC と POS の差分
LAP : 針の周回数
READ : リード値
セット位置からの針の値振れ幅を教会メーターのインチ換算で表示します。
スケールの範囲を超えた分は切り捨てます。
Short Fall : 0.25 ~ 0.75
Fall : 0.75 ~ 1.75 または 1 ~ 2
Long Fall : 1.75以上 または 2 ~ 3
SENS : 感度設定
[<]、[>]ボタン またはスライダーを操作して感度を設定します。
カーソルキーからも調整可能です。
AUTO : 自動セット設定
無効 : 自動セットを実行しません。
有効 : PCのTA値が一定時間連続して範囲外となった場合、TAセットを実行します。
デフォルトの待ち時間は0.5秒です。
[z]キーからも操作可能です。
EXP : 拡張モード設定
無効 : 針の可動範囲は教会メーターと同じになります。
有効 : 可動範囲が180°となり、可動域を超えると逆側へ回り込みます。
デフォルトの最大周回数は±2回転です。
[x]キーからも操作可能です。
CORR : 感度補正設定
無効 : 感度補正をしません。
有効 : 教会7型量子と似た感度補正をします。
セッション開始時に有効に設定されます。
セッション開始時にTAが高い場合は、無効状態で感度を調整することをお勧めします。
(メーター本通りに設定すると、感度補正により適正感度より低くなってしまうため)
[c]キーからも操作可能です。
ゲージ(小) :TA メーター
フルスケールでPCのTAを示します。グレーの範囲は0.95~6.5です。
ゲージ(大) :メイン メーター
1目盛は教会メーターの1/8インチに相当します。
拡張モードの場合可動範囲が180°となり、可動域を超えると逆側へ回り込みます。
ホイールを操作により感度を調整できます。
クリックするとTAセットを実行します。
[スペース]キーからもTAセットを実行できます。

ログ領域


[Session Log]エリア : セッションログ
セッション中に各種情報を出力します。
COMポートと接続または切断された場合、メッセージを出力します。
[Mark]ボタン : セッションログへマークを出力
セッション中のみ利用可能です。
[m]キーからも操作可能です。
[?]ボタン : ヘルプ画面を表示

キーボード操作


[←] : 感度を1.035倍する
[→] : 感度を1.035分の1にする
[↑] : 感度を2倍する
[↓] : 感度を2分の1にする
[スペース] : TAセット実行
[z] : 自動セット切替
[x] : 拡張モード切替
[c] : 感度補正切替
[,] : 履歴からカウンタ戻す
[.] : 履歴からカウンタを進める
[m] : ログへマークを出力する

[ファイルの説明]